戸簾が取り組む、VRSNSのワールド作成における共同編集のパイプライン化に関する論文が、IEEE Computer Societyのカンファレンスである「The 2nd Annual IEEE International Conference on Metaverse Computing, Networking, and Applications (IEEE MetaCom) 」のワークショップ「VSM2024」に2024年7月12日(金)付けで採択されました。
論文題目は「Real-Time Collaboration for VR SNS Content Creation: Enhancing 3DCG Workflow Efficiency」です。本論文では、アマチュアクリエイターによるVRワールド作成における共同編集の課題について、NVIDIAのOmniverseを活用した新しいワークフローを提案しました。これにより、アップロードまでの複数の作業を再構築・自動化し、作業時間の削減に成功しました。
本研究は、戸簾が所属するNVIDIA学生アンバサダーでの取組に併せ、立命館守山中学校・高等学校にて実施する「デジタル保健室」での取組を組合わせたものです。
また、2024年8月12日(月)~14日(水)に、香港で開催されるカンファレンスにて本論文を発表しました。
論文について
H. Tomisu, Y. Nakai, and T. Umezawa “Real-Time Collaboration for VR SNS Content Creation: Enhancing 3DCG Workflow Efficiency,” in: Proceedings of the 2nd International Workshop on Visualization & Simulation in the Metaverse (VSM 2024), Hong-Kong, China, pp. 365-369, Aug. 2024.