2024年11月5日から7日にかけて、日本・愛媛県今治市にて開催された「12th International Cycling Safety Conference (ICSC2024)」にて、サイクリストにとって危険な場所を回避することが可能な経路選択アルゴリズムに関するポスター発表を実施しました。
本提案は、画像処理技術から得られた情報を用いて、サイクルツーリズムにおける危険性把握を効果的に実現する手法を応用し、検出したリスクについて、より少ないリスクで走行が可能なルート提案を行うアルゴリズムを提案しました。
本提案内容、および既出の技術を統合した自転車利用者の安全性向上を目指すシステムは、現在IATSS Research (CiteScore: 6.4, IF: 3.2)への投稿を目指し、現在論文を執筆中です。
活動詳細について
本活動は令和6年度「健康しが」活動創出支援事業費補助金の支援のもと実施しました。詳細な活動内容は以下のnoteにて報告しております。
論文について
H. Tomisu, N. Kai, H. Yano, and T. Yoshihisa, “A System for Suggesting Tourist-Friendly Cycling Routes: Avoiding Caution Spots without Deviating from Cycling Tourism Paths,” in: Proceedings of 12th International Cycling Safety Conference (ICSC2024), Ehime, Japan, pp. , Nov. 2024.